学部4年
大竹 諄|OTAKE Jun
内≒外
-----H3750×W10000×D3000(mm)
スチレンボード、アルミの角パイプ、カラースプレー等、模型製作に必要なもの-----
物の内と外はどこからどこまでが内で、どこからが外なのか。 部屋という空間には内側にある表と外側にある表が存在する。もし部屋の内を外にした時、プライバシーというものは物理的になくなるだろう。では外を内にした時、セキュリティはどうなるのだろうか。建物として機能する部分はどこにあるのだろう。また、その部屋にやってくる人は外からやってくるわけだが、その外はどこにあるのだろうか。 想像していくと、表現として作品に起こした時に、想像だけではわからない部分がたくさん出てくる。 その疑問点や違和感、想像の先を考えたい。
西島 彩貴|NISHIJIMA Saki
気-sense-
-----H3500×W6000×D10000(mm)
糸-----
日常の中の気配 私たちは、常に、何気なく、何かの息づかいを 感じながら生きているように思う。 影は太陽の光を 揺れる葉は風を 湿った匂いは雨を 変わらない日常の中で、 ふと目を逸らした時、その気配に気づいた。
宮川 純人|MIYAGAWA Sumito
意識する空間
-----H2700×W4000×D6000(mm)
木材、アルミ角パイプ、ボール紙、石膏ボード-----
日常において絶対的かつ不変的な概念である「空間」の再認識を促し、鑑賞者に対して疑問を持つことを求めた