2014/05/09
藤井 匤 | FUJII Tadasu
日本の野外彫刻と20世紀後半の美術
1960年代から本格化する日本の野外彫刻は、都市計画の進展や経済発展、芸術表現の拡張などと連動しながら幅広い展開を見せ、今日に至っている。この授業では、代表的な野外彫刻展である「現代日本彫刻展」(山口県宇部市)を中心に、20世紀後半の美術の流れを視野に入れながら、現代社会における美術の役割と可能性について考えていきたい。
1970年山口県生まれ。九州大学文学部哲学科美学美術史研究室卒業。 1995〜2003年に宇部市役所学芸員として『現代日本彫刻展』ほかの展覧会を担当。 後にフリーランスとして、東京や大阪での展覧会や、広島県廿日市市、新潟県十日町市、広島県神石高原町、長崎県対馬市、愛媛県北名古屋市、香川県多度津町などでのアート・プロジェクトに携わる。 現在、東京造形大学準教授。
2014/07/04
塚本 美保 | TSUKAMOTO Miho
造園家の仕事
平成17年4月株式会社柳島寿々喜園入社 平成26年現在まで、工事部にて現場監督の仕事をしに携わる。 これまで主に「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」に係る花壇等管理委託、「錦糸公園植栽維持管理委託」、「都市緑化フェア日比谷公園会場造園工事」、「歩道植樹帯植栽工事」をてがける。
2014/09/19
坂本 浩章 | SAKAMOTO Hiroaki
彫刻の森美術館における環境芸術の歩み
公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団 六甲ミーツ・アート 芸術散歩 総合ディレクター
2014/11/07
西野 達 | Tatzu Nishi
お前のものは俺のもの
1960年、名古屋生まれ。東京とベルリン在住。 屋外のモニュメントや街灯などを取り込んで部屋を建築しリビングルームや実際にホテルとして営業するなど、公共空間での大がかりなインスタレーションを主におこなう。 今年開かれた「マニフェスタ10」での、エルミタージュ美術館のシャンデリアを取り込んでロシアの一般家庭のリビングルームを再現した「So I only want to love yours」、2012年のマンハッタンに立つコロンブス像にリビングルームを建設した「Discovering Columbus」、2011年の「シンガポールビエンナーレ」でのマーライオンを取り込んでホテルを建設した「The Merlion Hotel」。その他、2010年「あいちトリエンナーレ」、2006年「天上のシェリー」銀座エルメス、2006年「Ecstasy」MOCA、LA、「横浜トリエンナーレ」など。
※ ゲストの略歴などは、開講当時のものとなります。