学部4年
青木 悠里|AOKI Yuri
A-1
-----H3000×W10000×D3000(mm)
ミクストメディア-----
物心がついてからずっと同じ場所、同じ家に住んできた。 今の家ははじめて自分で引越した家。 自立する私はそこから引越して今度は知らない町に行く。 家というのは私達にとって一番身近な建築だと思う。全ての家に誰かの思い出があり、そこは誰かの記憶の存在する場所だ。 思いもかけなかった事が起こる人生の中で、一時でも住んだ今の家の記憶を作品にし た。廊下や部屋は実際の私の家と同じ寸法で、ベッドやドアなども自分の家の物を使用した。
飯塚 菜々子|IDUKA Nanako
ココ
-----H3900×W5460×D2000(mm)
鏡、布、蛍光灯-----
ここにあるようでない。
上坂 直|UESAKA Nao
知
建物1軒1軒がそれぞれの人々の生活をもっているように、本1冊1冊はそれぞれの物語をもっている。様々な時代や場所を超えてやってきた本たちが武蔵野美術大学の地下倉庫で出会い、彼等だけの都市を形成した。
小倉 遊|OGURA Yu
-
-----H2500×W3000×D9000(mm)
透明ポリエチレンシート-----
何もないと思っている空間にも、そこには確かに空気という物質が存在している。私たちは日々空間を満たしている空気と触れ合い影響し合いながら存在している。 私が動くと空気が動く、空間が変化する。それはつまり、私も空間の-部として-体化した存在になっているということではないかと思った。 この空間との関わりは常に当たり前に行われているが、ごく微細なスケールで気にも留めない。 厚さ0.02mmの薄い皮膜で空気を覆い、空間を満たしている空気を可視化させることで、関わりのスケールを拡大させ体感できる作品を制作した。
星野 陽菜|HOSHINO Hina
picnic
なし(部屋?)-----
そこに操作は加えられているが、まったく自然に見える。 だが行為の痕跡はある。 をテーマにして制作した。