2005年度のゲスト

GUEST - 2005

2005/05/18

衛 紀生 | EI Kisei

劇団自由舞台評の時代から演劇評論をはじめマスメディアでの評論や自治体の文化行政に携わる一方で、演劇による地域づくりをNPOとして提案している衛紀生氏をお招きし、人と人との関係によって成立する演劇とそのマネージメントについて語っていただきました。

2005/06/22

石川 直樹 | ISHIKAWA Naoki

現在東京芸術大学博士課程に在籍し、24歳時には7大陸最高峰登頂を成し遂げた、石川直樹さんをお招きしました。 石川さんは常に自らの興味から出発し、北極から南極まで、世界中を旅し続けています。 彼の活動を通し「地球を旅する」というテーマでレクチャーをしていただきました。 どうして彼は旅を続けるのでしょうか?そして、なぜ私たちは旅をするのでしょうか? という問いかけに石川さんなりに答えていただき、私たちの中にある問題とも共有することができました。

2005/07/06

清水 建人 | SHIMIZU Kento

せんだいメディアテーク学芸員として「n_ext」(ICC)、「景観ーもとの島」など数々の展覧会企画、ワークショップに携わってこられた清水建人氏をお招きし、可視化された形態としての建築のみならず、不可視であるプログラム、"回路を事業として実践"していくにはどうあるべきかをテーマに、全国的にも珍しいメディアアートを主に扱う公共文化施設smtでの事例と文化交流プログラムにて訪れたオーストラリアでの最新の現代美術について語っていただきました。

2006/06/28

ダニ・カラヴァン / Dani Karavan

ダニ・カラヴァン氏は環境芸術、現代彫刻、舞台美術、パブリックアートと領域横断的に芸術表現を長年にわたり実践。独自の表現領域を確立し、現在も国際的大きなプロジェクトを行い第一線で活躍する作家です。今回は、ダニ氏をお招きし、4年ゼミ講評会、課外講義、3年A+AStudio講評会、トークセッションをしていただきました。

彫刻家 イスラエル・テルヴィヴに生。 テルアヴィヴ、イェルサレムで美術を学んだ後、フィレンツェとパリで絵画、フレスコ画を学ぶ。 その後ニューヨークでマーサ・グラハム、イスラエルでバットシェバの砂漠に最初の野外作品となる規模1万、塔の高さ20mに及ぶ環境作品「ケネヴ記念碑」を制作。 1980−パリ西北に位置するセルジ=ポントワーズからパリへと結ばれる最大幅142m、全長3kmにわたる軸線を「人権の庭」「塔の広場」など12の滞留地点によって構成する「大都市軸」を制作開始。 1990-94 服毒自殺を遂げた哲学者ヴァルター・ベンヤミンの没後50ねんを記念する作品「パッサージュ」をスペインに制作。 日本においては、1992年に「Way to Hidden Garden」を札幌彫刻の森に制作。2000年には「Pereseet」を霧島アートの森に制作。

※ ゲストの略歴などは、開講当時のものとなります。