学部4年
荒井 卓|ARAI taku
太郎と花子
-----H3000×W9000×D7000(mm)
FRP、鉄、流木-----
材木としての木ではなく、木を木として扱う。
珍田 貴雄|CHINDA Takao
自然のきっかけ
-----H2500×W6000×D5000(mm)
木、石、水、土-----
木、石、水、土 都会にいるほとんどの人たちは自然に関わりがない。 自然は美しいだけではなく様々な様相をみせてくれる。 美しいだけでなく寂しさや怖さすら感じさせてくれる。 それは実際に行って眼だけじゃなく、 耳で自然の息吹の音を感じ 鼻で自然のにおいを感じ 手足で持って自然の感触を感じる。 人に備わった五感すべてを用い自然を体験する。 普段使っていない体の感覚が研ぎ澄まされる。 都会での日常と自然での非日常。 それは分断されているのではなく隣り合わせに共生している。 日常の学校空間から非日常の自然の空間に。 そんな体験を自分の作品を通して自然へのきっかけにしてもらいたい。
藤村 駿斗|FUJIMURA Hayato
記憶の交差点
-----H2800×W4800×D2000(mm)
木材-----
あの通路に対して私たちが持っている無意識の記憶と視デの人たちが持っている記憶 2つの記憶の境界をなくしたいと思った。
甲谷 彰基|KOUYA Akimoto
Air Wrap
-----H6600×W4820×D13800(mm)
布、ワイヤー-----
ドライエリアに布という媒体を用いて内部空間をつくる。 布が揺らめくことで空間を視覚化され、風でまとわりついてくる布は空間を身体的に体感させる。 この作品によって、本来ある空間そのものを感じてもらうきっかけを与えた。
遠矢 龍太郎|TOYA Ryutaro
まなざしを変えれば、世界は変わる -正しさの地平から、楽しさの気流へ-
-----H4000×W4000×D8000(mm)
木材、蛍光灯-----
まなざしを変えれば、世界は変わる
山口 淳史|YAMAGUCHI Atsushi
Be
-----H2250×W4550×D4550(mm)
木材、土-----
生命はすべて土より出で土に帰す。 土とは無数の生命が宿り変化を続ける、生きた素材である。 僕は土で内部空間をつくり、その中に身を入れることで物理的にそこに立っている空間の認識だけではなく、 ここに生きている、この世界に存在しているという〈自己〉そのものの認識ができるような世界を表現しようと思った。 そんな世界で、人と空間が互いに呼吸しあうことで、最も身体化された人と空間のつながりというものがうまれるのではないだろうか。