ARCHIVES-2005

ダニ・カラヴァン 特別講義

ダニ・カラヴァン氏は環境芸術、現代彫刻、舞台美術、パブリックアートと領域横断的に芸術表現を長年にわたり実践。独自の表現領域を確立し、現在も国際的大きなプロジェクトを行い第一線で活躍する作家です。
今回は、ダニ氏をお招きし、4年ゼミ講評会、課外講義、3年A+AStudio講評会、トークセッションをしていただきました。

 

彫刻家
イスラエル・テルヴィヴに生
テルアヴィヴ、イェルサレムで美術を学んだ後、フィレンツェとパリで絵画、フレスコ画を学ぶ。
その後ニューヨークでマーサ・グラハム、イスラエルでバットシェバの砂漠に最初の野外作品となる規模1万、塔の高さ20mに及ぶ環境作品「ケネヴ記念碑」を制作。
1980−パリ西北に位置するセルジ=ポントワーズからパリへと結ばれる最大幅142m、全長3kmにわたる軸線を「人権の庭」「塔の広場」など12の滞留地点によって構成する「大都市軸」を制作開始。
1990-94 服毒自殺を遂げた哲学者ヴァルター・ベンヤミンの没後50年を記念する作品「パッサージュ」をスペインに制作。
日本においては、1992年に「Way to Hidden Garden」を札幌彫刻の森に制作。2000年には「Pereseet」を霧島アートの森に制作。

 

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